DeNAに新卒エンジニアとして入ってみて

はじめに

今回は対象読者をDeNAで働くエンジニアの雰囲気を知りたいという方を意識して執筆しました。主に研修後の配属先で感じたことをもとにしています。

そして感想としては「不安も多少あったけど本当に楽しくて、入社して本当に良かった。」です。 でもこれだけではよくある口コミのサクラと見分けがつかないので、具体的になぜそう思うようになったのかまとめました。

今まで見たことない凄腕エンジニアのコードがわくわくさせた

これまでに自分はRailsエンジニアとして長期インターン、サマーインターン、海外インターン、業務委託と多岐に渡る形で開発経験を積みました。これらの経験を合わせると4年ほどになります。 その過程でリーダブルなコード、クリーンな設計に基づいたコードを読んできました。その経験から、もしRailsを扱う現場に配属された場合は即戦力として活躍してやると意気込んでました。そして、偶然なことにRailsで開発してる現場に配属されることになりました。完全に慢心していた自分はDeNA恒例の新卒MVPを受賞するにも都合の良い展開だなんて思ってしまっていました。その矢先に事件が起きました。

現場のエンジニアのレベルが想像よりも高すぎる。

浮ついた気持ちは一瞬で散りました。プロジェクトは大規模で複雑なもので、にもかかわらず、1行1行のコードのレベルは今まで見たことがないほどの高クオリティーでした。 そして、現場のエンジニアが出すPull Request(以降PR)の説明文は、論文でも書いているのか?と思わされるほど理路整然と整っていました。そこでは技術的に深い理解を伴っていることは当然で、実行されるコードだけでなく記載されているコメントまで妥協なく議論されていました。中にはRailsの内部実装の変更に起因するバグを修正するPRもあり、それは単にRailsを使いこなすに留まらない技術力を感じました。

そんなコードを読んでいるうちにいつの間にか感動してました。そして、この現場でもっと自分の至らなさを知りこれから高めていくのだと思うとわくわくが止まりませんでした。

任される自由な働き方が自分に合った

ざっくりまとめるとこんな感じ。

  • 朝会はなし。代わりに夕会はあり。
  • 自分は朝はだいたい10:00~10:30スタート。ベテランエンジニアの中には14:00から始める強者も。
  • タスクの状況はどうなってるか聞かれない。基本的に全て自分から報告・共有もしくは相談。

ただ、これは持論ですが自由は責任の裏返しだと念頭に置いてます。この場合も

  • 朝会がないのも朝にわざわざ起きてるか確認しなくても問題なく業務を遂行してくれるよね?
  • 任せたタスクは管理しなくても自分で上手く進めれているよね?

と、しっかり責任を果たすことで獲得できるものと考えられるからです。 朝に弱い自分は、責任を果たすことに燃えながらも、朝は獲得した自由のもとでダラダラしたいのでこの働き方にもフィットしたのかなと思いました。

真摯に向き合ってくれる心強いメンターさんの存在

本当に素晴らしいメンターさんがサポートとしてついてくれることになりました。

実のところ、現場入りしたする前にはあまり素性が分からない状態だったので少し不安もありました。 しかし、メンターさんとは日々の1on1を行っていく過程で結果的に毎日なにか持ち帰れる学びを与えてくれました。 そしてそれだけでなく自分の働く環境の心理的安全性の確保にも尽力してくださいました。 本当に感謝しかありません。

そしてこのメンターさんはサポートして下さる姿勢が素晴らしいだけではありません。純粋な戦闘力がめちゃくちゃ高いんです。例えるなら、自分が悟空の初期の戦闘力334でメンターさん53万です。やばいです。

技術的な相談などでは知らなかった技術をバンバン教えてくれて本当に楽しいです。 ある程度の開発経験がつくと、聞いたことはあるけれど詳しくはない技術は多くなる印象があります。そんな中で、そもそも知らなかった技術の情報をシャワーのように浴びれるのは本当に貴重であり、自分の成長を感じることが出来ています。

さいごに

実は自分も最近知ったのですがDeNARailsを用いて開発しているプロダクトが多く存在しており、採用を強化しているんだとか。もしこの記事からでも、興味を持ってもらえた方がいらっしゃれば幸いです。